ストーリーやキャラクターデザインにディズニー版の『ピノキオ』の影響を色濃く受けつつも、ストーリーはコッローディの原作を踏襲している箇所も多く、またそのどちらとも異なる手塚自身の脚色も多く見られ、他の翻案作品とは一味違った作品となっている。
ロバに変身するシーンはディズニー版に近いものの、原作同様ピノキオもロバに変身し、サーカスに売られており、その後サーカスから海に至る展開は手塚独自のストーリーになっている。
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漫画全集未収録作品! ゼペットさんが作ったあやつり人形のピノキオは、青い妖精に命をもらい自由に動けるようになる。勇敢で正直な優しい子になれば人間になれるが、無邪気なピノキオは、だまされてあやつり人形小屋に売りとばされたり、なまけ者の子どもをロバに変えてしまう夢の国へ連れていかれてしまう。はたして、ピノキオは人間になることができるのか!? 手塚治虫が渾身の思いで描き下ろしたオリジナル作品。「鉄腕アトム」のモチーフになったともいわれる幻の作品が、カラーつきで堂々登場!<手塚治虫漫画全集収録巻数>・未収録 <初出掲載>・『ピノキオ』 1952年6月1日 東光堂(描き下ろし単行本)
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