翌年、李徴の旧友である袁傪は旅の途中で虎に襲われかけるが、虎は何故か袁傪を見て襲うのをやめ茂みに隠れてしまう。その虎は、李徴の変わり果てた姿だった。
獣の姿になってしまった人間の心情が細やかに描かれている。
日本において、高校の国語の教科書の題材として度々採用されており、中島の作品の中でも特に知名度は高い。
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草むらの中から突然あらわれた、一頭の虎。
なんと、人間の言葉を話しだした!
その正体は、驚きの人物で……。
「彼」は、なぜ虎になってしまったのか!?(「山月記」)
文豪・中島 敦の、教科書にものっている名作を、分かりやすい言葉に改めて、2作収録。
一度は読んでおきたい日本の名作が、角川つばさ文庫に登場です! 【小学上級から ★★★】