動物界

『動物界』はトマ・カイエ監督の映画作品。

ATRI編集部2025/06/07
紹介獣人化オオカミトリ実写映画

人間が動物の様な姿に変身してしまう奇病が蔓延した近未来のフランスを舞台にした作品。
動物となってしまった人間は"新生物"と呼ばれ、施設に隔離されていたが、事故により野に放たれてしまう。
妻の行方を捜すため必死に探すフランソワだったが、彼の息子であるエミールの体にも徐々に異変が現れる。
分類上スリラーとはされているが、奇病により物理的にも精神的にも分断された人々を描いたヒューマンドラマの側面も強く、
単純には一括りに出来ない魅力を持った作品。
直接的な変身シーンはあまりないが、日数をかけて少しずつ人ではなくなっていく描写や、人ではなくなった者のその後が描かれている。

動物界（字幕版）

人間がさまざまな動物に変異する奇病が蔓延している近未来。社会秩序の混乱を恐れたフランス政府は、“新生物”と呼ばれる患者の強制隔離を行っていた。妻のラナを新生物と認定されたフランソワは、高校生の息子エミールを伴って、ラナの新たな収容先に移り住む。しかし移送中の事故によってラナが行方不明となり、フランソワは自力での捜索に乗り出す。一方、エミールは自らの身体に生じた異変に気付くが、父にも打ち明けられないまま不安な日々を送ることに。やがて新生物を異端視する社会の敵意はエミールにも向けられていった…。© 2023 NORD-OUEST FILMS - STUDIOCANAL - FRANCE 2 CINÉMA - ARTÉMIS PRODUCTIONS.

Amazon