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特集「トム・ムーア&カートゥーン・サルーンのケルト三部作」

2023/07/29


アイルランドのアニメ監督、トム・ムーアとそのスタジオであるカートゥーン・サルーンが手掛けた、「ケルト三部作」を特集。

ケルト三部作

トム・ムーアが22歳の時に、キルケニーで設立したアニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」。

 

様々なアニメーションをこれまでに手掛けてきた彼と仲間たちだが、その中でも代表的なのは、母国アイルランドの伝承をベースにした、通称「ケルト三部作」と呼ばれる作品たち。

 

これらの作品の、面白い共通点として「妖精(あるいはそれに類する存在)の女の子」が登場し、そしてその「女の子が動物に変身する」という点である。

 

そもそもアイルランドの伝承自体に、そういったものが多いのが事実ではある。

 

その上で、その三部作すべてにおいて「変身」が必ず絡むこの「ケルト三部作」は、昨今の変身作品の増加を語る上で欠かせない存在と言える。

 

今回は、そんな「ケルト三部作」について注目していく。

 

第1作:2009年

トム・ムーアにとって、初の長編監督作品となった本作では、「ケルトの書」にまつわる物語が展開される。

 

物語の途中、主人公が出会う存在として、オオカミの妖精アシュリンが登場する。

 

白いオオカミの姿と、かわいい少女の姿を持つこの妖精が、主人公ブレンダンを導いていく。

 

直接的な変身シーンはなく、全編にわたっての登場でもないが、重要なキャラクターとして物語をけん引する。

 

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9世紀のアイルランド。バイキングの襲来にそなえ、ケルズ修道院を囲む塀を作る大規模な工事が続く中、バイキングに襲われたスコットランドのアイオナ島から、高名な修道士エイダンが、1冊の「聖なる書」を携え逃れてくる。その本には隠された知恵と力が秘められていた。ケルズの書を完成させるためブレンダンは、インクの原料である、ある植物の実を探しに、危険を冒して不思議な生き物が隠れ棲む魔法の森へ出かける。森でオオカミの妖精アシュリンの助けを得て、ブレンダンは無事に実を持ち帰るが、バイキングの襲来がケルズにも迫っていた。ブレンダンは本の力によって、闇を打ち砕き、光を取り戻すことができるのか?©Les Amateurs, Vivi Film, Cartoon Saloon

第2作:2014年

2作目となる本作は、アザラシに変身する妖精セルキーを元にした物語となっている。

 

生まれつき言葉を話せない6歳の女の子、シアーシャ。

 

ある時、箱の中から見つけたコートを身に付けることで、アザラシに変身できるようになる。

 

シアーシャには、セルキーの血が流れていたのだった。

 

アザラシとなって大海原をシアーシャ、しかしそのことが兄、そして家族との関係に大きな影響を与えることになる。

 

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第3作:2020年

三作目となる本作は、スタジオのあるキルケニーを舞台とし、「眠ると魂がオオカミになる」不思議な存在、ウルフウォーカーの物語が描かれている。

 

イングランドからアイルランドにやってきた少女、ロビンは、ウルフウォーカーの少女メーヴと森で合う。

 

その後、ロビンの体に異変が起こる。ロビンの魂がオオカミになって飛び出す、つまりロビンもウルフウォーカーになってしまったのだ。

 

オオカミの姿に戸惑う中で森に逃げ込むロビンと、オオカミの姿で再び出会ったメーヴ。二匹のオオカミは森を駆け回って仲を深めるが……。

 

物語はロビンの父、メーヴの母、そしてキルケニーの町、森を巻き込んで、人とオオカミを巡る大きな出来事へと繋がっていく。

 

作品を見るには

三作は現在、いずれも異なるメディアで配信されている。

 

『ブレンダンとケルズの秘密』はAmazonプライムビデオなど。

 

『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』はU-NEXTなど。

 

『ウルフウォーカー』はApple TV+。

 

まとめて見るにはやや難しい状況だが、変身を抜きにしても、カートゥーン・サルーンの描く美しい映像はいずれの作品でも発揮されており、一度は是非見ておきたい作品なので、気になった方は是非チェックしてほしい。

 

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この記事を書いた人

宮尾武利

ATRIダイレクター。獣化作家。

「獣化がまだ好きではない人に獣化を好きになってもらうため、獣化を好きな人にもっと獣化を好きになってもらうため」をモットーに、獣化について様々なアプローチを試みている。

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