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特集「我々、ピノキオに包囲されている説」

2023/07/01


信じるか信じないかはピノキオ次第です。

お気づきですか?

皆さん。

 

 

 

お気づきでしょうか?

 

 

 

 

 

 

我々は包囲されているかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピノキオに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そりゃ大変だ。

 

ピノキオ、作品多すぎ問題

おとぎ話や昔話、児童文学って、色々な媒体で何度も翻案されたりしますよね。

 

 

桃太郎や浦島太郎の様な日本の作品や、シンデレラや白雪姫の様なヨーロッパの作品は、絵本コーナーや児童書コーナーに必ずあります。

 

 

映画になったりもしますし、漫画や特撮ののキャラのモデルになったりもします。

 

 

それってすごいことですね。

 

 

 

 

そうなんです。

 

 

 

 

 

 

我々の生活は、おとぎ話や昔話、児童文学に囲まれているんです。

 

 

 

 

 

 

ところで、1883年に出版されたイタリアの作家カルロ・コッローディの児童文学『ピノッキオの冒険』。

 

 

 

 

これを元にした作品、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くないですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に2022年には、ディズニー、Netflix、そしてライオンズゲートと、実に3作品ものピノキオ作品が発表されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くないですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我々、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

包囲されてませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピノキオに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで今回は、そんな「ピノキオ」の作品をいくつか紹介させていただきたいと思います。

 

言わずと知れた、ディズニーの名作

 

1940年に制作されたディズニーのアニメ映画。

 

おそらく、あらゆる『ピノキオ』の翻案作品の中で、一番見られた作品かもしれません。

 

しかし、物語や設定は原作からかなりアレンジされており、ピノキオがロバに変身しないのもその筆頭とも言える要素です。

 

楽しい音楽やかわいい絵柄だからこそ、劇中の悪い大人達の怖さはより強調されており、単なる子供向け作品ではない、深みのある作品として現代まで親しまれています。

 

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ピノキオ(吹替版)

独り暮らしのゼペットは、木で作ったあやつり人形にピノキオと名付け、いつか本当の子供になるようにと星に願いをかけます。するとその晩、妖精が現れてピノキオに命を授けます。そして、"良心"ジミニー・クリケットに従って、勇敢で正直で思いやりがあれば、本物の子供になれると告げるのです。ところが、ピノキオは正直ジョンの巧みな誘惑に乗せられてしまい・・・。アカデミー賞(R)受賞の「星に願いを」など、心に響く音楽との見事なコンビネーションと至高のアニメーションが、デジタル・リマスターによって更に美しくよみがえりました。ウォルトが世界に遺した珠玉の作品を、最高のクオリティでお贈りします。

 

すべての原点を、新たな訳で

 

イタリアのカルロ・コッローディによって紡がれたこの物語。

 

日本においても多数の翻訳が出版されていますが、その中の一つが本作。

 

ディズニー版のイメージが強く、またそれ以外の作品も絵本として描かれることが多いため子供向けに描写をマイルドにしていることが多いピノキオですが、本作では原作そのまま訳しています。

 

ピノキオ本来のダークな側面も、原作ならではの味と言えると思います。

 

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ピノッキオの冒険 (光文社古典新訳文庫)

一本の棒っきれから作られた少年ピノッキオは、誘惑に屈してばかりで騒動に次ぐ騒動を巻き起こす。父ジェッペットさんをはじめ周囲の大人たちを裏切り続ける悪たれ小僧の運命は? 19世紀後半イタリア国家統一の時代、子どもに対する切なる願いを込めて書かれた児童文学の傑作。

 

実写で描かれる、「悪童」としてのピノキオ

 

世界各地で親しまれているピノキオ、実写作品も多く作られています。

 

そのうちの一つが本作です。

 

実写版もやはり、子供向けにマイルドなアレンジが加わることが多かったり、ディズニーの影響でコオロギが長く登場したりする作品も多いですが、本作の大筋は原作に忠実に描かれています。

 

悪童としてのピノキオの側面をしっかり描いており、だからこそ更生の過程、その中途で描かれるロバへの変身は、なかなかインパクトを放つ作品になっています。

 

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ほんとうのピノッキオ

貧しい木工職人のジェペット爺さん(ロベルトベニーニ)が丸太から作った人形が、命を吹き込まれたようにしゃべり始めた。ピノッキオ(フェデリコエラピ)と名付けられたやんちゃな人形は、ジェペットのもとを飛び出して、森の奥深くへと誘われる。

 

子どもでも分かりやすい、アニメ絵本

 

児童文学でありながら、なかなか過激なシーンも多い原作。

 

絵本として描かれる際にはその描写はマイルドに表現されることも多いです。

 

日本では「アニメ絵本」と称して、アニメタッチの絵柄の絵本が各社から刊行されていますが、本作はブティック社から刊行されたそんなアニメ絵本の一冊です。

 

短くまとめるため、描写はあっさりしていますが、ピノキオがロバになってしまうシーンも含まれており、他の作品と見比べてみても面白いかもしれません、

 

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ピノキオ よい子とママのアニメ絵本

イタリアの作家コルローディは『ある操り人形のお話』を当時の子供新聞に連載して子供達の人気を集めました。その後、加筆を繰り返して現在のピノキオが生まれました。

 

アニメシリーズとして大胆にアレンジ

 

日本では、海外の児童文学を元にしたアニメシリーズが度々制作されています。

 

本作もそんな中の一つですが、こういった作品には一つの共通点があります。

 

それは「アレンジが大胆」ということです。

 

1年間、50話以上を求められるテレビアニメは原作だけのストーリーでは埋まらないこともあり、オリジナルの展開が追加されることもしばしばあり、そもそも設定から変わっている場合もあります。

 

本作でもまず主人公の名前が違ったり、登場人物が違ったりなど様々ありますし、ロバになったピノキオに至っては、その姿のまま約四話=一カ月の間過ごすことになっています。

 

長い作品ではありますが、是非他の作品と比較して見てはいかがでしょうか。

 

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ピコリーノの冒険

© NIPPON ANIMATION CO.,LTD.

 

漫画の神も描いていた! 脚色も光る一作

 

日本において手塚治虫は、のちの漫画家に大きな影響を与えた存在ではありますが、一方で手塚自身はディズニーの影響を色濃く受けた日本の漫画家の一人です。

 

そんな手塚の描いた『ピノキオ』は、原作のストーリーとディズニー版のストーリーが合わさり、さらに手塚自身の脚色も加わった、かなり独特の読み筋となっています。

 

ストーリーの大筋や設定は、ディズニー版に寄っているものの、ピノキオはロバに変身し、サーカスに売られる展開は原作に沿っています。

 

しかしそのあとサーカスから離れる流れは手塚オリジナルのものとなっているなど、他とは違う物語を楽しむことが出来ます。

 

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ピノキオ 手塚治虫文庫全集

漫画全集未収録作品! ゼペットさんが作ったあやつり人形のピノキオは、青い妖精に命をもらい自由に動けるようになる。勇敢で正直な優しい子になれば人間になれるが、無邪気なピノキオは、だまされてあやつり人形小屋に売りとばされたり、なまけ者の子どもをロバに変えてしまう夢の国へ連れていかれてしまう。はたして、ピノキオは人間になることができるのか!? 手塚治虫が渾身の思いで描き下ろしたオリジナル作品。「鉄腕アトム」のモチーフになったともいわれる幻の作品が、カラーつきで堂々登場!<手塚治虫漫画全集収録巻数>・未収録 <初出掲載>・『ピノキオ』 1952年6月1日 東光堂(描き下ろし単行本)

 

最後に

以上6作品を紹介しました!

 

 

 

 

 

といっても、ピノキオ作品は当然、この6作だけではありません。

 

 

 

 

 

全然紹介しきれておりません。

 

 

 

 

 

まだまだピノキオ作品はたくさんあるのは勿論、『獣化と出会うエンタメサイト』を名乗る以上対象から漏れてしまった、「ロバに変身しない」作品も多くあります。

 

 

 

 

 

ディズニー版ピノキオの「非公式続編」という野心的な位置づけの『ピノキオ 新しい冒険』。

 

 

 

 

 

未来世界を舞台に、ロボットのピノキオが登場する『ピノキオ3000』。

 

 

 

 

 

日本やアメリカだけじゃない、母国イタリアを始めとしたヨーロッパ各国でもさまざまな媒体で作られています。

 

 

 

 

 

そう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今こうしている間にも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピノキオは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんどん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

増えているのかもしれない……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我々を既に包囲しているのかもしれない……

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

宮尾武利

ATRIダイレクター。獣化作家。

「獣化がまだ好きではない人に獣化を好きになってもらうため、獣化を好きな人にもっと獣化を好きになってもらうため」をモットーに、獣化について様々なアプローチを試みている。

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