全然知らない言葉からTFにたどり着け!
皆さんは「Wikipediaゲーム」をご存じだろうか。
Wikipedia
「Wikipediaゲーム」はフリー百科事典として知られるWikipediaを使った遊びの一種で、ランダムに二つの記事を選び、片方の記事からもう片方の記事へ、リンクだけを辿ってたどり着けるか、という遊びだ。
ランダムな記事の選択は、プレイヤーが適当に選んでもいいが、基本的にはWikipediaの「おまかせ表示」を使って決めるのが一般的だ。
お任せ機能
ちなみにこのゲーム、嘘か真か「どんなページでも最善手で進めば必ず六手以内にたどり着ける」と言われている。
本当に、そうでしょうか?
マイナーな語句の記事は、そもそも他の記事からその記事へのリンクが少なく、たどり着くのが容易ではないはずなのだ。
そんなマイナーな語句をゴールにすれば、このゲームの難易度も一気に上がるのではないだろうか。
しかしそんな語句果てしてあるのだろうか……
いや、あるな
Wikipedia
「TF (変身)」(2023年4月12日 (水) 08:49の版)『ウィキペディア日本語版』
そう、Wikipediaは自由に編集できる百科事典なので、「TF(変身)」みたいな語句もちゃんとあったりするのである。
宮尾の個人サイト「quadruplus!」が関連リンクに有ったりもする。
まぁ、独立性満たしてないのやつ付けられちゃってますが
この記事をゴールにすれば、なかなかの難易度のゲームになるのではないだろうか!?
というわけで、早速プレイしてみようと思う。
ちなみに、記事内で攻略法めいたことを語ってもいるので、自分でもやってみたいという方は是非、記事を読む前にご自身でもプレイしてみて、この記事を答え合わせの様な感覚で読んでみても面白いかもしれない。
本記事は2024年1月20日~23日にかけて執筆され、2024年1月27日に公開されたものです。
Wikipediaの特性上、本記事の執筆後にWikipediaの該当ページが編集や削除などされた結果、本記事で示すリンクが成立しなくなっている場合がありますことをご理解、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
また、Wikipediaの引用につきましては記載ママとなり、その内容の正確性についての担保、保証をATRI.PAGEではいたしかねますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。
じゃあ、おまかせ表示をして……
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「ヘーリアント」(2023年9月28日 (木) 08:18の版)『ウィキペディア日本語版』
いきなり見たことも聞いたこともない語句が出てきた!
どうやら、古ザクセン語(古い低地ドイツ語)による、イエス・キリストの生涯を描いた叙事詩らしい。
何やらつらつらと書いてあるが、正直筆者は歴史も地理が苦手なので、何を言っているのかいまいちよく分からない。
これは厳しいかもな~~~
いや、待てよ?
叙事詩……叙事詩か……
叙事詩は記事の内容的に、神話の話とか、代表例とかに触れていそうだ。
ゼウスも「そうだそうだ」と言っています。
そして神話であれば、変身が含まれる作品が多いので、そこから「TF(変身)」にたどり着くことも出来るのではないだろうか?
というわけで叙事詩をクリックしてみることにする
Wikipedia
「叙事詩」(2023年9月4日 (月) 01:03の版)『ウィキペディア日本語版』
「叙事詩」は「事を叙する」と書く通り、主に神話や歴史の出来事を述べた詩のことだ。
世界各地に様々な叙事詩が残されているので、変身が登場する神話や、そういった神話に関連のある他の神話が例として登場していてもおかしくない。
というかぁ
すでに視界の中で選択肢がより取り見取りなんだよなぁ……
「オデュッセイア」はキルケーのエピソードがあるし、「イリアス」や「ベーオウルフ」、「ユーカラ」は物語中に変身があったかちょっと自信がないが、関連する作品や他の神話、後世への影響などで、変身に関係の深い作品が語られている可能性はありそうだ。
なんなら、オデュッセイアのリンクの色変わってて、見た形跡あるもんな。
※丁度この記事の執筆直前に公開した漫画がコレだったので、事実確認のためキルケーなどについて調べていた。
「マハーバーラタ」も変身エピソードがあった気もするが、そこから変身に行けるかどうかはちょっと自信がない。記述が豊富なほどリンクも多く、たどり着きやすくなる気がするが、インド関連がどれだけ記述が充実しているのか、あまり分かっていない。
分かっていないのでとりあえず踊っていただきました。
Wikipediaにおける記事の充実ぶりや物語の内容を考えると、この中なら「オデュッセイア」を選ぶのが一番安牌な気がするので、進んでみることに。
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「オデュッセイア」(2023年11月30日 (木) 23:09の版)『ウィキペディア日本語版』
オデュッセイアは古代ギリシアの叙事詩で、英雄オデュッセウスの物語がつづられている。
我々になじみ深いキルケーも、オデュッセウスがたどり着いた島に住む魔女だ。
いや、そもそもキルケーが読者全員に伝わる前提で書いてるこのWEBメディアがおかしい気がしてきたな。
ともあれ、キルケーのエピソードがあることから、「変身」の記事に遷移できないかと、探し始める直前にあることに気づく。
あ
「変身物語」あるじゃん
もうこれが見えた瞬間、筆者的には「勝ち確」のルートが見えてしまったのだ。
文字通り変身の物語である「変身物語」から辿れば、「TF(変身)」にたどり着くことができる確かなルートが存在したはずだ。
念のため、キルケーのエピソードに関連してこの記事から直接「TF」や「変身」に行けるかどうか探したが、どうやらそのルートはなさそうだった。
というわけでここは、「変身物語」をクリックしてみることに。
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「変身物語」(2023年12月27日 (水) 06:14の版)『ウィキペディア日本語版』
「変身物語」はギリシア、ローマの神話で、「変身」にまつわるエピソードを集めた作品だ。
ようはTFアンソロジーだ
だって、見てよ
「変身してゆくエピソード」にリンク張ってあるんだぜ?
ここを訪れる皆さんにとっての、直接の原点ではないかもしれないが、皆さんが影響を受けたもののその歴史を脈々と辿っていくと、たどり着くのがこの作品なわけだ
ここは「変身してゆくエピソード」を押下してもいいが、万全を期するために「とある言葉」を探す
そう、「変身譚」だ。
このワードが引ければ、勝ち確なのだ。
以前「変身譚」の記事を読んだことがあり、そこで「TF(変身)」の話も語られていたような記憶があるのだ。
というわけで、ありがとうございまーす!
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「変身」(2023年9月2日 (土) 09:31の版)『ウィキペディア日本語版』
ん???
あれ? これ何かの記事の途中じゃない?
え、え、え?
……どうやら「変身譚」の記事ではなく、「変身」の記事の中の「変身譚」の項目に飛ばされたらしい。
以前は「変身譚」単独の記事があったはずだが……
え、「変身譚」の記事消えたの???
履歴を見てみないと分からないが、おそらく記事の統合などによって、「変身譚」は「変身」に吸収か何かをされたのかもしれない。
思ってたのと違う。
しかし、一瞬焦ったものの、たどり着いたのが「変身」なのは不幸中の幸いだ。
だって「変身」の記事なのだ。
だから当然あるのだ。
栄光への架け橋が!
伸身の新月面が描く放物線
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「TF (変身)」(2023年4月12日 (水) 08:49の版)『ウィキペディア日本語版』
というわけで、無事「TF(変身)」にたどり着くことが出来た。
出来てしまった
ぶっちゃけ「全然できひんやんけ~~~!」というお笑いになる可能性もあると思って記事を書き始めたが、
「ヘーリアント」
↓
「叙事詩」
↓
「オデュッセイア」
↓
「変身物語」
↓
「変身」
↓
「TF(変身)」
ということで
結果は何と5手でのクリアだった。
結論:5手で行ける
まぁ、でもぶっちゃけ引きがよかったのは事実だ。
初手でいきなり「叙事詩」へのリンクがある記事を引けたのは、かなり強かったわけだ。
しかし、そうでなくてもこのゲームの攻略法として分かってしまったのが、「ギリシア神話」関連の記事に飛ぶことだ。
そして「ギリシア神話」にたどり着くためには「ギリシャ」にたどり着ければよいのだ。
アリストテレスも「そうだそうだ」と言っています。
試しにもう一度、別の記事をスタートにして遊んでみる
Wikipedia
「林信秀」(2023年12月16日 (土) 13:11の版)『ウィキペディア日本語版』
みずほ銀行の元頭取が出ちゃった
正直、ここから「TF(変身)」に辿れるルートなんかあるのか?と思えてしまうが、あるのだ。
ギリシャに行けばよいのだ。
つまり、日本を選び
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「日本」( 2024年1月19日 (金) 02:14の版)『ウィキペディア日本語版』
経済協力開発機構加盟国から「ギリシャ」を選び
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「ギリシャ」(2023年12月30日 (土) 15:43の版)『ウィキペディア日本語版』
「ギリシア神話」に遷移してしまえば……
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「ギリシャ神話」(2023年11月21日 (火) 02:46の版)『ウィキペディア日本語版』
あとは「変身物語」→「変身」→「TF(変身)」と辿るだけなのだ。
つまり2手で「ギリシャ」に辿れる記事、
つまり経済協力開発機構加盟国の「国名」の入った記事のほぼすべてが、6手以内で「TF(変身)」にたどり着くことが出来るのだ。
なんてことだ、攻略法を見つけてしまった。
とはいえ、この手は6手ギリギリだ。
国名のない記事も色々存在している。
というわけで、実際の最適解が何なのか、プレイ後に改めて以下のツールを使って調べてみた。
うぃきったー
「うぃきったー」は、任意の二つの記事が何手で遷移できるのか、その最短ルートを探索してくれるものだ。
これを使って調べてみたところ、「ヘーリアント」も「林信秀」も、
なんとどちらも4手で「TF(変身)」にたどり着くことが出来るルートがあることがわかった。
答えをこの下に書いておくので、是非今一度皆さん自身でルートを探してみて遊んでみてほしい。
↓↓↓答え↓↓↓
「ヘーリアント」
↓
「作家」
↓
「ファンタジー」
↓
「獣人」
↓
「TF (変身)」
計4手
「林信秀」
↓
「岐阜県」
↓
「日本テレビ放送網」
↓
「斉木楠雄のΨ難」
↓
「TF (変身)」
計4手
みんなは分かったかな?
アリストテレスも「わかるわけないだろ」と言っています。
引用:
wikipedia
参考:
うぃきったー
画像素材:
いらすとや
OKUMONO
イラストAC
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変身物語 上 (講談社学術文庫)
古代ローマの詩人オウィディウス(前43-後17/18年)が残した唯一の叙事詩、待望されて久しい文庫版での新訳!
内乱が続いた紀元前1世紀の古代ローマは、その一方で「黄金時代」と呼ばれる詩や文学の最盛期でもあった。その初期を代表する詩人がウェルギリウス(前70-前19年)なら、後期を代表するのがオウィディウスであり、そのオウィディウスの代表作が本書『変身物語』にほかならない。
愛する男女の往復書簡という体裁をとる『名高き女たちの手紙』、恋愛詩人としての本領を発揮した『恋の歌』といった初期作品で知られるオウィディウスは、愛を成就させるための技法を性的なものまで含めて赤裸々に指南する『愛の技術』を書いたことが一因となって、のちに流刑の憂き目に遭った。このあと後期の円熟を遂げるオウィディウスが、ローマの祝日や祭礼の縁起を説く『祭暦』(未完)とともに着手したのが、本書『変身物語』である。
ウェルギリウスの『アエネイス』と並んでローマ文学における最高峰をなす本書は、オウィディウスが手がけた唯一の叙事詩であり、全15巻から成る大作となっている。その背景にあるのは「万物は流転する。
すべての形あるものは生成しつつ、移ろう」(本書第15巻178行)と表現される世界観、宇宙観であり、事実、本書は原初の混沌から秩序としての世界の創造を歌う「序詞」から始まり、「金・銀・銅・鉄」の四時代、イアソンやテセウス、ヘラクレス、オルペウスといった英雄たちの時代、そしてトロイア戦争を経て初期の王の時代に至る壮大な世界史を描き出す。
その質においても量においても他を圧倒する本書が後世に与えた影響ははかりしれない。その代表が、シェイクスピアやミルトン、モンテーニュであり、ルーベンスやブリューゲル、ダリである。にもかかわらず、文庫版で手にできる現代にふさわしい日本語訳は長らく存在していなかった。数々の名訳で知られる訳者が自身のライフワークとして手がけたこの新訳は、今後のスタンダードとして長く読み継がれていくことを確信するものである。
「上」には第1巻から第8巻を収録。上下巻それぞれに「人名・神名索引」と「地名・民族名索引」を掲載した。
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